流産手術@杉江産婦人科

今日は悲しいトピックのblogです。先月流産の経験をしました。第二子の妊娠が判明してわずか8週、心拍が確認できず、流産の診断をされたのでした。

経験してみないとわからない、大変ショックな出来事でしたが、ここでは感情的なことは個人の経験として書かずに、自然流産か、流産の手術をするか迷った結果、手術を選択した記録として書いておきます。

第1子を杉江産婦人科で出産しましたので、次の妊娠も杉江先生に診察してもらっていました。心拍が確認できず、流産と告げられ、「あと1週間〜2週間くらいしたら自然に流れると思いますが、手術もできますから、選択していいですよ」と言われました。私の中では手術はなんだか恐ろしいイメージがあったので、自然流産を選択しました。

自然流産は陣痛のような痛みを伴った出血になり、いつその状態になるかがわからない、というリスクがありましたが、私は仕事を持っていないので、いつでもトイレに駆け込めるさ、、、と思ってましたが、娘はどうする??痛みが続いて倒れたら??と考えると不安になってしまい、しかもそういう時期に旦那の出張もあったりして、ベビーシッターさんを初めてお願いしたりもしました。(実家が遠いとこういうときが大変やわ、としみじみ実感)

しかし、何日経っても出血の気配が全くなく、悶々としながら、どこへも行けないまま2週間が過ぎ、さすがにこれ以上この状況には耐えられない、と思い、再び杉江先生に相談、手術をすることにしました。

杉江先生は、手術には全身麻酔を使うので痛みはない、細い器具(実際に見せてくれました)を挿入して吸い取る方式なので、ラミナリアを使う必要がない、とわかりやすく説明して下さったので、安心して手術を受けることができました。

麻酔を使うため、手術の6時間前から飲食禁止。手術の前に入院部屋で着替えを済ませ、分娩室へ移動。杉江先生が麻酔をかけ、目を閉じたらもう、ほとんど記憶はありませんでした。なんとなく看護婦さん達にかつがれてる感覚で目が覚め、気がついたら点滴を受けた部屋のベッドに寝かされてました。

術後の痛みも全くなかったです。十分に術後に2時間程度休養したので、心配していた貧血による立ちくらみやめまいの症状もありませんでした。その帰りは娘を預けていた託児からピックアップ、近鉄のデパ地下で夕食の買い物までしたほどです。

術後体がしんどくなる、と聞いていましたが、少なくともハタからみれば元気に見えるし、家事も普通にできる体力があり、ちょっと損した気分に(苦笑)1週間くらい寝込んで、家事も育児もできなーいからおねがーい!ってなるのかな、って思ってたもんで・・・。

術後は加入している生命保険の会社に連絡、書類を送ってもらい、その中の診断書を杉江先生に記入してもらった上で返送、手術給付金の受取も無事済ませました。

自然流産、流産手術、どちらもリスクがつきものですが、私個人としては自然流産を待った上で、手術を選択して良かったと思います。流産の診断直後は精神的ショックが大きい上に、初めてのことなのでなかなか判断を下すのが難しかったですが、自分が思った以上に周りのママさん達の流産経験者が多数でしたので、どんどん情報を聞くことができたのも心強かったです。

病院や個人の体質によっては流産の手術がとても痛かったりするみたいですが、杉江産婦人科の流産手術は、麻酔がきちんと効いて、寝てる間にいつの間にか終わり、痛みは全くありませんでした。出産でお世話になったときと同じく、またも母体に負担がないように、と考えてくれる優しい先生でした。