2歳断乳物語

娘が新生児のころ、ひたすらにソファに座って授乳、1日何時間わたしゃこれに時間とられてんのさ〜と虚無感すら感じたあの頃、歯が生え、吸われ過ぎて血が出てるのに、それでも尚激痛に耐えながら授乳をしなきゃならなかった頃、「ぜったい、ぜ〜ったいに断乳はさっさとするのだ!!」と思ってました。

それが、気づいたらだらだらと2年!!保育園に行くわけでもなし、近年母乳の良さが見直され、子どもが欲しがる限りはあげましょう、と唱える方達も多くなり、そして何より、寝かしつけがラクだから♪という理由で、だらだらと続けて参りました。。。。

途中、一人でネンネトレーニングも取り入れ、成功し、このブログでも意気揚々とエラソーに紹介したのですが、その後あちこち旅行したり帰省したりするたび、環境が変わって寝かしつけするには添い乳が一番手っ取り早いということで、あっけなく添い乳パターンに逆戻り・・・お恥ずかしい限りでございます、ハイ。

しかーし、もう2歳、そして3歳以上に見られるデッカイ図体、声も野太く迫力満点の娘。いくらケープで隠しても、こんなデッカイ子がまだ授乳とは、授乳室なんかで小さい赤ちゃんが可愛らしく、ふわふわと授乳されている姿を見るにつけ、さすがに恥ずかしくなってきた訳です。

断乳、私なりにプランがありました。断乳の1〜2週間前に、カレンダーで断乳の決行日に○をつけ、娘に「カウントダウンだぞ〜」と説明、以前youtubeで見つけた「ばいばい おっぱい」という歌と絵が秀逸だったので、それを毎日見せて、されに旦那に「おっぱいさようなら」の絵を書いてもらい、読み聞かせする、という、エライ壮大なプランでした。(←今思えば、この準備に腰が重かっただけなような)

しかし、のっぴきならぬ事態が発生、添い乳はアカンわ、ということになりまして、2歳の誕生日にダメモトで「2歳になったから、もうおっぱいバイバイだよ」と突然の宣告。「今日が最後だよ」と思う存分飲ませてあげることもなく、突然取り上げてしまって、なんてあたしゃ可哀想なことをしたもんだ、、、と後で申し訳なく思いましたが、後には引けません。

さすがに2歳になると、こちらの言うことも理解するし、娘なりに意地やプライドもあるみたいで、泣いても、決して「おっぱい欲しい〜」ということは言いませんでした。断乳してからは、夜泣きがなくなり、朝までぐっすり寝てくれる日もあれば、突然ギャン泣きして起きて、のけ反りまくり大変な時もあり、波がありましたが、ようやく夜泣きしても、「一緒に寝ようね」と声掛けて腕枕すれば落ち着いてくれるようになってきました。

肝心の寝かしつけは、添い寝をしながら、私の枕を半分差し出し、「一緒に寝よう〜」と誘導すると、ペッタリほっぺたを私の頬にくっつけてきて、もぞもぞしながら寝る、というパターン。これが可愛いので、結構楽しく添い寝してます❤

娘は寝たくないときは、母ちゃんを喜ばせようと、ものすごい勢いでチュー攻撃をしてくるので、寝たふりしてる私もさすがに鼻の下が伸びて目を開けてしまうのであります。喜ばせるツボを心得てる2歳、翻弄される母。その隣はイビキかいて爆睡しているパパ。(←夕食後激しく娘と遊ぶので心底体力気力消耗中のover40)

なんだか断末魔のような断乳実行とその後、ってのを想像してましたが、意外と穏やかに事が運んだので、ちょっと気が抜けた感じも。こんなことならもう少し早く断乳しとけば良かった〜と思いましたが、めいいっぱい娘に授乳できてそれはそれで幸せな時間だったなぁ、とも思ってます。


とうとう卒乳してやったぜ〜!!